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2010/01/24

デュフィの作品

こちらでした。
pic002.jpg
デュフィ、いいですね。
そういえば、先のシャガールの画像。アニヴェルセル・ギャラリーのが手元に無かったので、MOMAのを載せました。
結城昌子

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2010/01/23

ルノワール展記念 地球に残したい5作品<2>

ありがとうございました。またまた楽しい回答です。
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”人類の思い出”は、すなわち自分自身の思い出と解釈し、私の好きな作品になってしまいました。
(1)ゴッホ「ひまわり」(新宿損保ジャパン東郷青児美術館にあるもの)……ゴッホの描く黄色が大好きです。厚塗りの質感からも、彼の情熱が伝わってきます。
(2)ラウル・デュフィ「バイオリンのある静物」……昨年閉館してしまいましたが、鎌倉の大谷記念美術館にはデュフィの絵を観に何度か足を運びました。中でもこの絵は色彩の美しさが際立っていると思います。
(3)シャガール「誕生日」……やはりしばらく前に閉館した表参道の「アニヴェルセル・ギャラリー」に、この絵をよく観に行きました。シャガールほど自分の感情がストレートに作品にあらわれる作家はいないのではないかと思います。この絵は、とにかく恋人同士が楽しげにしていて、観ているこちらも心がウキウキしてきます。
(4)東山魁夷「道」……この絵の中の道は、自分の道でもあり、ひいては人類の道でもあります。未来が素晴らしいものであるように願わざるを得ません。
(5)ルノワール「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」……ルノワールは、美しいもの、中でも女性の美しさを何のてらいもなく素直に表現する作家だと思います。中でもこのイレーヌ嬢の美しさについては万人が認めるところでしょう。今回の展覧会では大阪でしか観ることができないこともあり、この絵を選びました。

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mybest5_c.jpgクリックすると大きくなります。
(題名が異なりますが、デュフィ作品はこれでしょうか。)
ゴッホの中から「ひまわり」を選んでくれました。黄色のバリエーションが魅力。ゴッホの絵はついさっき描きあがったばかりのような輝きがありますね。修復師の方に聞くと、100年たった今でもまだ絵の具に弾力があるとのこと。弟のテオが兄のためにいい絵の具をいっぱい送っていたことが分かりますね。
デュフィは意外でしたが、実は私も最近好きな画家のひとりです。軽やかでウキウキします。
シャガールの中では私も「誕生日」は大好きです。幸せ感が伝わってきます。シャガールの赤と黒はことに新鮮ですよね。
東山魁夷「道」。傑作ですね。
またまたルノワールの「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」。少女の愛らしさにうっとりです。実は私、大阪の国立国際美術館でのルノワール展でも講演することになりました。もう一度イレーヌに日本で会えると思うと今から楽しみです。
貴重な回答をありがとうございました。
結城昌子

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2010/01/23

ルノワール展記念 地球に残したい5作品。

届いた一番のりの回答です。
私ひとりで聞くのはもったいないのでみなさんに公開しますね。
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5作品を選んだ共通の理由として、将来こういう作品は出てこないのではないかという勝手な推測と、あとは単なる自分の好みです。
先ずは、ダ・ヴィンチのモナリザです。これは誰の文句もないでしょう。これからも人類にメッセージを送り続けてくれる作品だと思います。
次にクリムトのアデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像㈵。番組でも紹介されてましたが、金細工職人の話だと、背景の金を表現できる技術がないとの事なので地球に残したいと思います。
そしてルノワールのイレーヌ嬢の肖像。これは単なる自分の好みです
そしてミロのヴィーナス。比類なき美しさという理由だけですが。
最後に、どうしても日本代表として一品選びたいので尾形光琳の八橋蒔絵螺鈿硯箱。日本画と技の両方の良さを合わせ持つ作品という事で。
その他、仏像も考えましたが、「信仰の対象であり、美術作品とは違う」と宇宙人に説明すれば、引き渡さなくて済むという考えで(笑)、仏像は検討しませんでした。

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mybest5_b.jpgクリックすると大きくなります。
手元にあった画像を入れてみました。トリミングご容赦。
モナ・リザ。納得です。好きか嫌いかよりも、無くなってしまったらあまりに寂しすぎますよね。
クリムトからはアデーレですか。黄金の迫力と技に1票なんですね。この作品は紆余曲折あって、結局アメリカに渡ってしまったけれど、個人的にはウィーンに残して欲しかったです。
ルノワールを選んでくれたのはルノワール展への応援でしょうか。イレーヌは私も好きな作品です。今回は大阪でしか見られないのが残念ですね。
ミロのヴィーナス。清楚な美しさが魅力の顔立ち。なのにグイッとひねりのきいた肉感的な体。このギャップがたまらない魅力ですよね。
そして、日本の代表が尾形光琳の八橋蒔絵螺鈿硯箱とは。ちょっと意外でした。
仏像が地球に残るのは大賛成です。信仰の対象だと説明しましょうね。それで了解してくれるなら、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や、ジョットやフラ・アンジェリコやミケランジェロも・・・信仰の対象として残してくれるかも。
難しい質問過ぎたかなと思っていましたが、早速の回答ありがとうございました。
一点一点、思い描きながらわくわくしました。人類はなんて素敵な宝物を持っているのでしょう。
結城昌子

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2010/01/21

ルノワール展チケットプレゼント

      renoir ticket.jpg
ちょっと前のことになりますが、美術関係の方々との食事の席で
地球存続と引きかえに、宇宙からの侵略者に人類の美術遺産すべてを
差し出すことになってしまった。ただ幸いなことに、
人類の思い出のために5作品だけは残してもいいことに。
さて、あなたなら何を残したいですか?

大人げない(?)こんな話題でひと晩盛り上がった思い出があります。
そこで。
ルノワール展チケットプレゼント応募のルールとして、
自分が残したい5作品を、簡単な理由も添えてお寄せ頂ければうれしいです。
contactの頁より、メールでお寄せください。
(残したい5作品とその理由、住所、お名前、年齢枠(例・30代)、性別)
プレゼントのルノワール展チケットはたくさんご用意しています。
抽選になるとは思いますが、お送りできる確率は大。
ただし、ご回答一通につき当選チケット一枚とさせて
いただき、当選の発表は発送で代えさせていただきます。
皆様からのアンケート結果は匿名でこのブログで発表させて
いただくことや私が皆さまのご意見として発表することがあります。
ご了承ください。
では楽しみにしています。
結城昌子

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2010/01/20

ルノワール ー伝統と革新ー 展 

今日から国立新美術館で「ルノワール展」が始まりました。
私は昨日の内覧会で見てきましたが、思いのほか広い会場にたくさんの方がつめかけていました。
一口にルノワール作品と言っても色々で、風景、人物、裸婦など一通りのジャンルが揃っていて画家の実力のほどがうかがえる内容でした。エックス線や赤外線によるルノワールの画面の分析も加わってちょっと楽しい展覧会でした。
今回この展覧会の招待券を主催者の方から特別に提供してしていただきましたので、皆さんに抽選でプレゼントさせていただきますね。
せっかくなので、応募の決まりとして、簡単な質問にお答えいただきたいと思っています。質問はこれから考えますので、もう少しお待ちください。
結城昌子

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