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2013/12/29

<絵を描く本>ができあがりました。

キッズイベントで盛り上がっていた昨日、
一冊の本の仕上がり見本が届いていました。
kyokara_artist0.jpg
きょうからアーティスト<1>
いろんな絵の具で絵をかこう!
フレーベル館 発行 です。
春に出した岩波書店の「だれでもアーティスト」(2月10日の記事参照)が
名画を見ながら挑戦してゆくスタイルが私自身のスタイルに
似ている内容だったのに対し、
この本は「とにかく絵に挑戦してみたい」子どもたちや大人たちに
向けられたイギリスの本です。
微に入り細にわたり、その説明の丁寧なこと。。。
教職課程も含め、美大でがっちり
絵や画材の勉強はしたはずだったのですが
「これで絵が描けなきゃ。。」と本のページから応援メッセージが
聞こえてくるほど、各種の描き方を伝えようとした内容豊富な本です。
広島在住の仲のいい赤間淳子さんに下訳をお手伝いいただいてから
半年以上かかる、膨大な作業でした。
kyokara_artist2.jpg
kyokaraartist1.jpg
この本はそれだけ内容豊富なだけに
たくさんの読者に共有してみてもらおうと企画された本です。
(もちろんアマゾンなどでは購入することができるようですが)
図書館さん購入を考えて、価格は3800円(税別)!!
絵を描きたい、絵をつくりあげたいと熱望していらっしゃる方、
春には図書館で借りていただけると思います。
楽しみに待っていてくださいね。
結城昌子

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2013/12/29

伊勢丹新宿店での<キッズ>イベント報告

昨日の土曜日、伊勢丹新宿店6f<キッズインスピレーション>で
「ゴッホに挑戦」ミニイベントを行いました。
最初にみんなで「ゴッホの絵本」を読んで
kids1.jpg
子どもたちの真剣な様子、どうでしょう?
それから「アルルの部屋」に挑戦。
kids2.jpg
ゴッホの線に色を自由に入れていくんですから
思わずぐいぐい力がこもります。
えんぴつを寝かせてさらさら描くお子さんもいて
同じ台紙なのに、それぞれ個性が出るなあ
とあらためて考えさせられました。
30分ほどの制作時間を考えていましたが
どの子もものすごい集中力。
時間を延長して最後までぬりあげました。
挑戦してくれた子どもたち、暮れの忙しい時に
応募してくてくださったお父さんお母さんたち、
ありがとうございました。
忘れられない一日になりました。
p.s. 絵の具を提供してくださった
ファーバーカステルジャパンさん、ありがとう。
結城昌子

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2013/11/20

「ターナー展」ブロガーナイト

先ほどまで東京都美術館で
ブロガーナイトのトークイベントに参加していました。
鈴木芳雄さんとのトークです。
今回のターナー展。30代から60代までの作品を
順を追ってみることができる貴重な展覧会だと思います。
ターナーファンならずとも楽しめますよ。
ブロガーナイトに参加された方は約80名。
熱心に耳を傾けてくださりありがとうございました。
ところで、お詫びです。
私、大ウソを言ってしまいました。
モネとターナーのヴェネツィア風景を描いた場所が同じだと言いましたが、
厳密にはかなりずれていました。水辺に沿って800メートルほど。
モネは西の空を見て、ターナーは南を見て描いていました。
ちなみにモネの絵の右端に描かれた教会が
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂で、
ターナーの絵の中央右寄りに描かれた教会です。
見た時の空気感の印象がハッとするほど似ていたので、
どこでどう思い違いしたのか、勘違いしていました。
とはいえ、普仏戦争を逃れてロンドン滞在中に見たターナーから
強い影響を受けたモネが、ヴェネツィアを描くとき、
ターナー作品を思い出さないはずはないと思うのです。
下の絵を見比べると、全然違うのにどこか似ている。
空気感が似ていませんか。
皆さんの印象はどうですか?
tuener1.jpg
ターナーのヴェネツイア
monet_venis.jpg
モネのヴェネツイア
monet2.jpg
モネの描いた場所に立って撮影した写真
残念ながら右手のサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂は
工事中で幌がかかっていて優美な丸屋根が角張って映っています。
それにしてもターナーはやはりいいですね。
アカデミックでありながら
絵画の可能性への挑戦者でもあるなんて、格好良すぎです。
関係者の皆さま、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
結城昌子

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2013/11/17

伊勢丹新宿店でのプチ<キッズ>イベント

12月28日、伊勢丹新宿店6Fのキッズインスピレーションという
ミニイベントコーナーで、「名画に挑戦!」イベントを行います。
詳しくは、キッズインスピレーションのスケジュール案内ページ
(リンクしています)で。内容はこんな感じです。
isetan_kids1.jpg
年末の慌ただしい時ですが、
ご興味のある方はお申し込みいただければ。。。と思います。
親子でお出かけください。
p.s. 1月19日には隣の伊勢丹会館にある教室で発展形の「名画に挑戦」を行います。
結城昌子

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2013/11/17

第一回ミツバチ一枚画コンクール

山田養蜂場さんが主催する「第一回ミツバチ一枚画コンクール」
の選考会と表彰式が終わりました。
選考委員の一人として、力作の数々を間近で見せていただきました。
3万点を超える応募総数の中、(第一回というのに)
最終選考作品のレベルの高さにびっくり。
幼児の部の大賞は、埼玉の小林将光くんに決まりました。
こんなミツバチ、かけそうでかけませんよね。
mitsubachi.jpg
選考会の途中、玉川大学の佐々木教授から
興味深い話を教えていただきました。
<ミツバチはピカソとモネの絵を見分ける>という話。
いったん「こちらがピカソ、こちらがモネ」と教えると
次からピカソとモネの他の作品を見せても、それぞれ見分けるそうです。
そんな学術研究が海外の有名科学誌で発表されたそうです。
驚きました。ミツバチってすごい。
最近遅まきながら、傑作の持つオーラ(周波数・波動)というものの存在を
なんとなく感じるようになっている私。
大画家が作り出す画面には、画家毎にオリジナルの周波数帯が
形成されていて、ミツバチはそれを読み取るということなのでしょうか。
皆さんはこの報告、どう考えますか?
結城昌子

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