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2008/10/20

液晶絵画&ミレイ

東京恵比寿の写真美術館での「液晶絵画展」が
おもしろいと知人から教えられ、最終日に行ってきました。
おもしろかったです。
興味深いという方が適切かもしれません。
千住博さんの「水の森」がいい感じでした。
ご覧になっていない方のために簡単に説明すると
大きな薄型液晶モニタが縦にいわゆる屏風状に並び、
そこに氏が墨(グレーに輝く)一色で描いた「水の森」を取り込み、
部分的にほんのわずか木々や水面が風にそよぐように動かしています。
ほかにも、森村泰昌さんのフェルメール作品になりきった動画や
中国作家の作品、ビル・ヴィオラやブライアン・イーノの
昔の作品もなどもあり、十人十色の液晶絵画が並べられていました。
      ◎
数日後、渋谷の文化村で開かれている「ミレイ展」をのぞきました。
液晶絵画展の入場者の年齢層とはまったく異なる
年配の女性の方で場内がとても混雑しているのには驚きました。
英国のラファエル前派のミレイの「オフェーリア」はやはり魅力的でした。
この画家の力量について印象を新たにしました。
「今にも動きそうな絵」という言い方があります。
絵画の質の高さを表現していることばでしょう。
液晶絵画と、力のある油彩画、ふたつの方向を堪能しました。
結城昌子
液晶絵画.jpg

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2008/10/16

ピカソに挑戦!をテレビで

結城が十数年前前からオリジナルでつくり出し、
子どもたちと続けてきた、
人気のワークショップスタイル「画家に挑戦!」のひとつを
NHK教育テレビで見ていただくことになりました。
番組名は「ヒミツのちからんど」。
10月25日土曜日午後6時50分から25分間。
(再放送は11月1日の午前10時5分)
今回は「ピカソ展」にあわせ、「ピカソに挑戦!」します。
収録現場で、子どもたちが描き出す絵に、結城も感激。
番組の中ほどでは、今開かれている「ピカソ展」(国立新美)を
子どもたちといっしょに訪ねます。
ピカソの絵本「あっちむいてホイッ!」のページをめくりながら
ご覧いただけたら、きっと楽しい番組です。
(もちろん本などなくても楽しめます。)
「番組を見てのご感想」なども、お寄せいただければ幸いです。
スタッフともどもこれからの参考にさせていただきたいと
思っています。
may
IMG_1046*.jpg
それぞれ個性的な自分の顔

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2008/10/15

招待券プレゼントのお知らせ

国立新美術館で開催中の
アヴァンギャルド・チャイナの招待券8枚をプレゼントいたします。
躍進めざましい中国アート界の今がかいま見える展覧会です。
10月20日(月)までの開催となっておりますので
誠に勝手ながら10月17日(金)午前しめきりとさせていただきます。
ご希望の方はメールにてお名前・郵便番号・ご住所・ご希望枚数を
ご記入の上、下記メールアドレスまでご送信ください。
尚、先着順のご発送となりますので予めご了承ください。
メールアドレス:info@artand.jp
今回のアヴァンギャルド・チャイナの招待券は
応募期間が少なくなってしまいましたが
artandのホームページのand goodsのページでは
近日中に話題のピカソ展などの招待券プレゼントをさせていただきます。
ぜひのぞいてみてください。
また、Essayページでは結城の『子どもが好きな名画十選』が
はじまりました。こちらもぜひご覧ください。
artandスタッフ/小江戸むらさき
avant_garde_china.jpg
アヴァンギャルド・チャイナの招待券

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2008/10/12

テレビ番組「hito」に出演

アートアンドのスタッフmayです。
はじめまして。
よろしくお願いします。
結城が10月16日木曜日の「hito」に出演します。
21時54分から流れるTBSの数分間の番組です。
ご覧いただければ幸いです。
収録にいらしたスタッフの方たちが番組「世界遺産」で
各地を旅していらっしゃるとか。
お茶を飲みながら聞かせていただいたアートのおもしろ話に
おおいに盛り上がった結城でした。
画面にはどんな感じで映っているでしょう。
今夜は月がきれいです。
日々届けられる「人の世の嵐」など「どこ吹く風」といった
風情ですね。
may
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「hito」の収録風景

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2008/10/06

ピカソのピカソ

先週金曜日にピカソ展の内覧を見せていただきました。
国立新美を見てから、サントリー美術館へと回りました。
今回展示されているのはパリのピカソ美術館所蔵のもので、
ピカソが最後まで他人に渡さなかった作品。
ですから、傑作ぞろいです。
おまけに二館での同時開催ということもあり
興味深く見せていただきました。
驚いたのは、新美の広い空間でみるピカソ作品が
思ったよりのびやかな感じであること。
パリのピカソ美術館は入り組んだつくりのお屋敷ですから、
展示スペースが小さく(それはそれで味わい深いのですが)
隣の作品に遠慮して肩身狭く壁にかかっているという印象を
持っていました。
新美の大きな空間でみる
小さな銅版画のシリーズなども楽しいものですね。
サントリー美術館の展示では
「少し明かりが暗いかな」という印象を持ちましたが、これも
月夜に眺める「日本でのピカソ展」という感じです。
「海辺を駆ける二人の女」の絵のサイズ。
この迫力の作品、皆さんはどれくらいの大きさだと思いますか? 
サントリー美術館でご覧になって確かめてみてください。
結城昌子

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