2009/11/20
日曜美術館「クリムト」再放送
今年6月に
結城昌子が出演させていただいた日曜美術館のクリムトの回が
年末のアンコール特集で再放送されるそうです。
●12月13日(日)9:00〜 NHK教育
●12月20日(日)20:00〜 NHK教育
師走のあわただしい時ですが
ご覧いただければ幸いです。
artand管理人may
今年6月に
結城昌子が出演させていただいた日曜美術館のクリムトの回が
年末のアンコール特集で再放送されるそうです。
●12月13日(日)9:00〜 NHK教育
●12月20日(日)20:00〜 NHK教育
師走のあわただしい時ですが
ご覧いただければ幸いです。
artand管理人may
24日、鳴門の大塚国際美術館で
「モネとジヴェルニー」という講演をさせていただきました。
壁面の大きなミケランジェロの祭壇画に
映写幕を下ろしてしまうのですから、もったいないこと
申し訳ないことの極みです。
それにしてもすばらしい空間。
天井はもちろんミケランジェロの天井画です。全面。
話しを詳しくうかがえばうかがうほど
この美術館のスタートからのプロジェクトは遠大で
ダヴィッドの「ナポレオンの戴冠式」の有名な大きな絵の額
などは建物の屋根を作る前に、青空天井から運び込んだそうです。
モネのスケッチコンテストの表彰式にも
プレゼンターとして並ばせていただき、
受賞された皆さまの表情がとても
晴れやかだったことにこちらが感激しました。
受賞された作品のレベルが高いことにも驚きました。
美術館の周辺は、越後妻有とは違った意味で
味わい深い日本の海の景色そのものです。
お天気にも恵まれ、瀬戸内海国立公園の入り組んだ入り江が続いて、
美しい眺めを作り出していました。
写真はちょっともやがかかっていますね。
この左下辺りの海域で渦潮が巻くのだそうです。
美術館が右上に見えています。
聞いてくださった皆さま、美術館の皆さまありがとうございました。
お疲れさまでした。楽しいひとときでした。
結城昌子
鳴門の大塚国際美術館で、来週土曜日
24日午後13:30~15:00
「モネとジベルニー」というテーマで
結城昌子が講演をさせていただきます。
入館料は必要ですが、特に予約などは必要ないようですので、
お近くの方は立ち寄っていただければ幸いです。
http://www.o-museum.or.jp/japanese/event/new/index.html#20091024
artand管理人may
越後妻有もそうですが、ここも過疎化が進む島を
アートの力で活性化させようと実践してきた島ですね。
聞くところによると今や島には年間10万人の観光客がくるそう。
「ベネッセハウス」や「地中美術館」のほかに、
島にはアーティストたちが廃屋を利用して作品を残す
「家プロジェクト」があって、
この10月に千住博さんの「石橋」が完成したので、行ってきました。
築200年の家屋の母屋には瀬戸内海の風景に触発された「山水画」。
奥の蔵には「滝」も描かれていました。
襖に描かれた「山水画」は、千住さんの新しい挑戦の始まりを
感じさせてくれました。
もう一つ楽しかったのが大竹伸朗さんの「銭湯」。
いつも町の年配の方々に混じって外国の人や若者たちが一緒に
湯船につかっているそうで、
この町ならではの素敵な光景だと思いました。
私が訪ねたときは朝早かったため、「高松からこのお風呂に入りに来た」
という女性が大竹伸朗ワールドを独占していました。(笑)
写真は「銭湯」。
時と場所を忘れさせてくれるほのぼの空間にすっかり心和みました。
結城昌子
行ってきました。
冬は3メートルの豪雪になるというこの地方。
過疎化が進んでいます。
そんな町や村はアーティストたちには
どんなふうに映るのか?
アーティストはこの事態に対して、
お金以外のどういうパワーを送るのか?
それぞれの人やチームがユニークな作品を残しています。
昔の絵は、額に入ったり、
大きなものでも壁に描かれたりという
ものでした。が、今やアートも巨大化。
ここでは
田畑を耕して生活している地元の人たちと
やりとりをしながらの、大きな家一棟まるごとアート作品。
他に廃校を利用した作品もいくつもありました。
どれも力技、力作です。
そのエネルギーに圧倒され、たくさん元気をもらいました。
今年は明日13日まで。
秋になっても見られる作品もあるようです。
足を伸ばしてみてください。
里山の風景もきれいですよ。
結城昌子