2012/08/16
子どもとアート 椿山荘
8月のはじめに東京、目白の椿山荘でワークショップをやりました。
このワークショップは椿山荘の主催で、朝日小学生新聞が協力しています。
今回は小学生の子どもたちが「ピカソに挑戦」。
私はこのテーマで子どもたちと、何回もワークショップをやっていますが、
今回はお父さんも、お母さんも参加してくださいました。
内容をちょっとご紹介しますね。
ピカソの肖像画はそっくりに描くことが大切ではなかった。
その人らしく描くためにあっちからも、こっちからも見て、
その人のその時の心まで描きとろうとした。
人の顔はひとつではない。
同じ人が泣いたり、笑ったり、怒ったり・・・。
全部その人なら、そのまま描いてしまおう。
そっくりに描くよりずっと伝わる・・・って思ったに違いない。
私の「ピカソの絵本、あっちむいてホイ!」は
そんな思いからできあがりました。
で、今回は自画像に挑戦。もちろんピカソのように。
泣いた顔、笑った顔、怒った顔をひとつにする。
いつもハッとさせられる作品ができあがります。
ねっ、優しい雰囲気、出ているでしょ。
このワークショップのもようは
andkidsのほうでみてください。
結城昌子
2012/08/16
その後の100人名画
昨日大塚国際美術館の方から連絡があって、
ボッティチェリのヴィーナスに挑戦する大作100人名画は
(ふたまわりほど小ぶりのキリコ作品も同様に)
早くも5枚目が完成したそうです。
様子はここから。
そういえばこの夏も美術館ボランティアの方々が
大活躍しています。
分かりやすい解説が毎日繰り広げられているそうです。
私も解説を聞かせてもらったんですが、
自由で楽しくて・・・美術作品を愛する気もちが
じーんと伝わってきました。
大塚国際美術館でボランティアの方々と一緒に撮った写真です。
結城昌子
2012/07/23
子どもとアート「100人名画に挑戦」大塚国際美術館
2012/06/24
紙とデジタル
大きなサーバートラブルが発生しているみたいです。
皆さまのところは大丈夫ですか?
管理している身としては気になります。
このサイトは今のところ無事なようですが。
「顧客自身のバックアップを!」といわれても。。。
こんなことがおこると、使い勝手のいいデジタル環境に頼るか
紙などのかさばるけど残るアナログ環境に頼るか
むずかしい選択を今後だれしもが迫られそうです。
地震、津波、竜巻に、サーバー障害。。。
とんでもない時代になってしまいました。
皆さまの無事をお祈りいたします。
artand管理人may
2012/06/09
古代エジプトよみがえりのヒミツ
実は、ほんの1週間前まで、古代エジプトと格闘していました。
やっと『古代エジプトよみがえりのヒミツ』という絵本を校了できました。
小学館から6月28日に発売されます。
「人は死んだらどこいくの?」
という書き出しの絵本です。
ツタンカーメンや死者の書、ピラミッド、スフィンクス、壁画のいろいろをたどりながら古代エジプトの美しく神秘的な造形に触れてもらえれば嬉しいなと思って作りました。
とてもきれいな画像を調達できたので、嬉しくて、個人的には気に入っています。印刷もばっちり頑張ってもらったので、画集としても楽しめそうです。
よかったら書店でみつけてぱらぱらめくってやってください。
(今度も手書きの文字ばかりなので、ひとつひとつ書いてはスキャンしてインデザインに張り込んでいくという作業に時間がかかってしまいました。)
まだ、amazonにも表紙の画像は載っていませんが(というよりどこにもまだ載っていないかも)先にご覧に入れてしまいますね。
結城昌子