2011/03/15
地震、津波、原発事故・・・
もはや「頑張れ」とか「大丈夫」という言葉が
空しく聞こえてきますね。
被災した方々の痛みを思うと胸がつぶれそうです。
いつまで我慢すればいいのでしょうか。
先の見えない避難生活を強いられている多くの方々は
何を信じ、何を待てばいいのでしょうか。
それにしても報道は同じような内容を繰り返すばかり。
政府の情報も遅すぎますよね。
テレビも通じない方々に「ネットで確認してください」なんて
理不尽きわまりないです。
日本の誇る美しい町がいくつも失われてしまいました。
明るく生きてきた人々の気丈な心も折れてしまいそうです。
被災を免れた私たちは、ささやかでも、いま出来ることを
こつこつと積み重ねていきましょうね。
結城昌子
2011/03/13
被災者のみなさま
被災者のみなさま、どうかどうか頑張ってください。
ひとりでも多くの命が助かりますように。
そして亡くなられた方に祈りを捧げます。
今回の地震のニュースを見ていて、
被害を受けた皆さんの、悲しみに暮れながらも
冷静さを失わぬ健気な姿に感動しています。
私はその時、箱根に向かっていて御殿場で高速をおりたのですが
信号機が停電で動かず、周辺のトイレも使えず・・・・。
なのにみんな、道を譲り合い、簡易トイレに50メートルも並んでじっと待ったり、
なんて節度をわきまえた人たちなんだろうと
日本人の美しさに触れる思いがしました。
夜になると明かりのないコンビニが暗がりの中、
すでに食べ物や温かい飲み物がなくなっていても、
ちゃんと営業していて、
互いに声を掛け合ったり、情報を交換したり・・・
それぞれに思いやりに満ちていました。
結局目的地をあきらめた私は、ガソリンがなくなるのを恐れて
停電になっていないと聞いた沼津方面へ走ったところ
幸運にも裾野で開店しているガソリンスタンドをみつけることが出来ました。
東名高速が閉鎖だったので、それから国道の246を
歩くより遅い渋滞の中ひたすら我慢して
帰宅できたのは早朝の4時過ぎでした。
危うく帰宅難民になるところでしたが、その間、車はみんなルールを守り
クラクションひとつならす人もいませんでした。
途中、何人かのグループを組んで、歩いて帰宅する人たちを
たくさん見かけましたが、みな淡々と事実を引き受けている感じが
健気で心に染みました。
嫌な事件ばかりが目立つ世の中でしたが、
日本はいい国なんだと改めて実感しました。
このところ少しばかり疲れたりしてこのブログを
更新できませんでした。・・・私も頑張らなくっちゃ。
被災を免れたみなさんもそれぞれに大変な状況を抱えていると思います。
みんなで助け合ってとにかくみな頑張ってくださいね。
被災者の皆さん、みなさんの姿は日本人の誇りだと思います。
日本中が応援しています。世界中が注目しています。
全世界に東北地方の人たちの美しさを
見せてあげてください。
少しでも健やかでいられることを心から祈っています。
結城昌子
2011/02/21
小谷元彦 展
管理人mayより もうひとつ。
昨年暮れから、六本木の森美術館で
小谷元彦展「幽体の知覚」が開かれています。
ご案内いただいたので、行ってきました。
館の方に詳細な解説をしていただいたこともあり
この38歳の作家がつくりあげている世界に
興味深く接することができました。
30代の方のものとはにわかに信じられないほどの
完成度と展開の大きさです。(偉そうなコメントすみません)
凡庸な感性はただただ「へえ!」と
感嘆の声をあげるのみでした。
背景をしっかりもった、こういう作家があらわれたんだなあ
という感慨が今もじわじわ続いています。
infernoというエンターテイメント的しかけものもあり楽しめます。
東京会場の会期は2月27日まで。
その後、全国を巡回するようです。
小谷元彦展の詳細は森美術館のホームページで。
artand管理人 may
2011/02/21
andkidsのページに子どもたちの作品をアップ
こんにちは。管理人mayです。
神戸の沖先生から4歳児の作品を送っていただきました。
眺めているとなかなか楽しいです。
「幼児の作品〜」とスルーしないで
大人の方にもぜひ見ていただきたいと思います。
トップページのandkidsの○マークを
ぽちっとクリックするだけです。
そこにはアートの、大きな大きな世界が広がっているような
気がします。
管理人may
2011/02/21
長崎県美術館
ご報告がすっかり遅れてしまいました。
ちょうどひと月前、長崎県美術館でお話しさせていただきました。
「長崎ではめずらしい晴天」といわれるほどのお天気に恵まれ、
隈研吾さんの設計による新しい素敵な美術館は
家族づれでの休日のお出かけ先にぴったりな感じの環境です。
館のアクティビティもいろいろ工夫をこらされていますが、
それにとどまらず、外観も館からの眺めもホラこのとおり
すばらしいものがあります。
屋上よりの絶景
あわただしい長崎滞在でしたが、あたたかいスタッフの方々に囲まれ、
帰りにはオランダ坂をご案内いただくなど細やかなお心配りをいただき
聞く側よりお話しする側が楽しませていただいた一日でした。
ありがとうございました。
また、長崎の皆さまにお目にかかる日を
楽しみにしています。
結城昌子