2014/10/17
截金と普賢菩薩像
一昨日、上野の東京国立博物館で
国宝展のプレビューに参加させていただきました。
台風一過の暑いほどのよいお天気の下、
妙齢のご婦人方や
海外の方々の多さにいささか尻込みしながら(入館は長蛇の列)、
このところ語ることの多い
国宝「普賢菩薩像」を堪能してきました。
好きです、やっぱり。菩薩さまはおだやかなお顔だし、
白像は愛らしくてチャーミング。
目をこらしてみたけれど、肝心の截金の金は
あまりよく見えないのが残念。
でも確かに残っている。
このところ、截金関連でいろんなところに
その話をコメントしたから、どうしても
この目で確認しておきたかった。
上は和楽の国宝アンケート、
下はサライの日本の技の連載です。
明日のNHKラジオでもちょっぴりこのお話し
しようかな。。。。と思っています。
結城昌子
2014/09/27
ミツバチの一枚画コンクール
今日、山田養蜂場主催の「ミツバチの一枚画コンクール」の
表彰式がありました。
受賞したみなさんおめでとうございます。
実際に絵を描いたみなさんと直接会って話をすると、
それぞれの絵に対する熱意が伝わってきて、
審査員である私まで誇らしく思えてくるではありませんか。
3歳から74歳という年齢の幅、北海道から鹿児島までの地域の広がり、
そうそう今回はアルメニアとマレーシアのお友だちも受賞しました。
その席で、審査をご一緒したミツバチの研究者である
佐々木正己先生(玉川大学名誉教授)から伺った話が
私の心を熱くしたのでちょっと書きますね。
おなかを空っぽにさせたミツバチ10匹を箱に入れ、
そのうち1匹にだけ赤い蜜をお腹いっぱい食べさせて
箱に戻すとどうなるのでしょうか。
しばらくすると、なんと10匹全部のミツバチのおなかに
赤い蜜が確認できたのだそう。
1匹が口移しに他のミツバチたちに分け与えていたんです。
ミツバチってなんて素晴らしい生き物なんでしょうね。
ちなみに空っぽのおなかのままでいると
3時間ほどで死んでしまうのだそうです。
また、里山を撮り続ける写真家の今森光彦さんからも、
昆虫の話をたくさん教えていただき、にわか昆虫ファンになりました。
山田養蜂場、朝日学生新聞社のスタッフの方々、お疲れ様でした。
このコンクールの受賞作品はこちらでご覧いただけます.
ミツバチの一枚画で検索してください。
結城昌子
2014/08/04
豪雨の鳴門、みんなありがとう!<2>
2014/08/04
豪雨の鳴門、みんなありがとう!<1>
昨日、豪雨の徳島県鳴門市の大塚国際美術館で
恒例のサマーワークショップをみなさんと楽しんできました。
エネルギーいっぱいもらったよ。
今日も激しく降っているようで心配ですが、
激しい雨のなか、たくさんの子どもたち、お父さんお母さんが
集まってくれて、驚きました。
ありがとう。ありがとう
終了時のみんなの記念写真です。
悪天候のため早めに館をあとにされたご家族もいらしたようですから
大賑わいだったことが分かります。
どうです? みんなそれぞれの「今日の守り神さま」と出会えて
幸せそうでしょ。
結城昌子