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2014/09/27

ミツバチの一枚画コンクール

今日、山田養蜂場主催の「ミツバチの一枚画コンクール」の
表彰式がありました。
受賞したみなさんおめでとうございます。
実際に絵を描いたみなさんと直接会って話をすると、
それぞれの絵に対する熱意が伝わってきて、
審査員である私まで誇らしく思えてくるではありませんか。
3歳から74歳という年齢の幅、北海道から鹿児島までの地域の広がり、
そうそう今回はアルメニアとマレーシアのお友だちも受賞しました。
その席で、審査をご一緒したミツバチの研究者である
佐々木正己先生(玉川大学名誉教授)から伺った話が
私の心を熱くしたのでちょっと書きますね。
おなかを空っぽにさせたミツバチ10匹を箱に入れ、
そのうち1匹にだけ赤い蜜をお腹いっぱい食べさせて
箱に戻すとどうなるのでしょうか。
しばらくすると、なんと10匹全部のミツバチのおなかに
赤い蜜が確認できたのだそう。
1匹が口移しに他のミツバチたちに分け与えていたんです。
ミツバチってなんて素晴らしい生き物なんでしょうね。
ちなみに空っぽのおなかのままでいると
3時間ほどで死んでしまうのだそうです。
また、里山を撮り続ける写真家の今森光彦さんからも、
昆虫の話をたくさん教えていただき、にわか昆虫ファンになりました。
山田養蜂場、朝日学生新聞社のスタッフの方々、お疲れ様でした。
このコンクールの受賞作品はこちらでご覧いただけます.
ミツバチの一枚画で検索してください。
結城昌子

comments (2)

コメント

  1. 結城昌子 より:

    M.Iさん
    ほんと、ミツバチに教わることがいっぱいです。
    ミツバチにはもともとなぜか社会性が
    備わっているのだそうです。
    それが無意識なのか、知性なのか
    知りたいところですね。
    今度専門の先生に聞いてみます。

  2. M.I より:

    集団で生活するミツバチは自分だけ生き残っても生存の意味がないと思ってるのかな。
    無意識なのか、知性で行動してるのか、不思議ですね

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