2011/11/23
神戸、諏訪、上田、長野、弘前
秋になって、全国各地を訪ねる機会がありました。
神戸では30数年ぶりに武蔵野美術大学の旧友との再会を果たしました。
ムサ美の校友会の神戸支部がちょうど60周年を迎え、
記念の講演者として呼んでいただきました。
その節はお世話になりました。
真田幸村でお馴染みの上田市。
そこに音楽ホールと美術館が隣接する交流・文化施設が誕生します。
3年後の開館を目指して、目下様々な検討が始まっています。
美術館の委員として私もその会議に参加しています。
長いプロムナードが音楽と美術をつなぐという楽しみな施設。
子どもの頃からの幸村ファンの私としては、何度かその地を訪ねるうちに
すっかり十勇士気分です。(笑)
一月に放送予定のNHK「極上 美の饗宴」の取材と撮影のため
弘前市を訪ねました。(番組の放送日時が決まったらまたご報告しますね)
弘前城の紅葉は真っ赤に染まり、東京育ちの私には見たこともない
濃密な赤色にびっくり。不気味なほどの赤がきりりとした寒空に
いっそう艶やかさを増しているようでした。
結城昌子
コメント
メイプルさま
早速のコメントありがとうございます。
千住さんが学長なんですね。
学んでいらっしゃる皆さんが熱心なのは、素敵ですね。
先日クイズ王の番組を偶然見ていたら、ものすごく知識がある回答者でも美術は分からないことに驚きました。フェルメールの「真珠の女」でつっかえてしまったり・・・。あらためて美術ってマイナーなのかな? なんて考えてしまいました。
きっとメイプルさんは知識が皆さんより豊富でしょうから、楽しんで勉強できているのだと思います。
案外、今の大学生の方が勉強していなかったりするんですよね。
”藝術で日本を元気にする” 私も賛成です。私だっていい絵を見ているだけで元気が出てきます。
おそらく日本の現代アーティストたちも頑張っていると思います。今回の震災を経て、どんなアートが今後生まれるか楽しみです。
結城昌子 様
…私が学んでいるのは「芸術学コース」で、今のところデッサンは選択していません(ちなみに、大学の学長は『原寸美術館・日本編』の千住博さんです)。
>メイプルさんの学んでいることのなかから、一番びっくりだったこと、教えていただきたいです。
そうですね、一番びっくりしたことは、具体的作例ばかりではなく、私と同年代や、それより上の方々がとても大勢学んでおられる、ということです。
年齢に関係なく、むしろ仕事をリタイヤして時間に余裕が出来たことで、スクーリングや在宅の学習を通じて藝術の真髄に少しでも近づきたいと考える方がたくさんいる、ということなのだと思います。
日本やアジア、ヨーロッパの古今東西の作品についても、もっともっと知りたいと思いますし、入学した際のガイダンスで、”藝術で日本を変える”と言われましたが、それはすなわち、”藝術で日本を元気にする”ということに通じると解釈しています。
メイプルさま
勉強楽しいですか?
デッサンなんかもやったりしているのでしょうか。
上田はいいところですね。
子どもの頃から真田幸村ファンとしては上田城を散歩したりして、楽しんでいます。
今度の施設はなかなかおもしろそうです。
山本鼎の作品や理念も美術館には反映されると思います。
メイプルさんの学んでいることのなかから、一番びっくりだったこと、教えていただきたいです。
美術に詳しい人がどんなことに驚くか興味があります。
ご無沙汰しています。
私は相変わらず仕事を持ちながらの大学生という、二足のわらじで日々過ごしています。
ブログに書かれていた信州・上田は私の大好きな場所のひとつです。別所温泉や山本鼎が有名ですが、ゆっくりと時間をかけて歩いてみたいところですね。
上田市のHPを見ましたが、美術館の運営理念として「21 世紀の美術教育(ひとづくり)の聖地を目指して」という事業計画、とりわけ子ども育成事業として『子どもアトリエ』という計画は素晴らしいプランですね。おそらく結城さんの発案だと思いますが、これからが楽しみですね。
M.Iさま
早速のコメントありがとうございます。
「美の饗宴」、鋭い指摘だと思いますが、
残念ながら違うんです。
なぜ弘前かは、ちょっと意外な画家の意外な事実を探しに行ったんです。
まだ番組ができていないのでここまでしかお話しできませんが、
私自身も「へーっ、そうだったのか」といろいろ想像してしまいました。
放送日が決まったらお知らせしますので、良かったら見てください。
ところでM.Iさんはお元気でしたか? 地震もまだ怖いし、風邪もはやりそうなのでどうぞ気をつけてください。
上田市の美術館、楽しみですね。
音楽と美術、どんなふうになるんでしょうね。
弘前と「美の饗宴」っていうと志功さんとねぷたを勝手に想像してしまいました。ちがうかな。