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2009/02/15

シエナで2日ほどダウン。

ウィーンからフィレンツェを経てシエナに。
ホテルの入り口でスーツケースを持ち上げた途端、あれれっ。
寒さと少々の疲れ? 腰が痛み出し、はじめての腰痛体験。
部屋に入った途端、ベッドにしがみつく始末。
「このまま久しぶりのカンポ広場も見ないで帰ることになるの?」
と思いきや同行スタッフが中山式腰痛ベルトを持参していたので
助かりました。
日頃の運動不足を思い知った2週間でした。反省。
写真はこれまた人けのないカンポ広場。
結城昌子
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2009/02/15

クリムトの「接吻」はすごかった。

雪のベルベデーレ宮殿でクリムトの企画展と遭遇。
「接吻」は前にも見ていたはずなのにそのマチエールには仰天しました。
デカダンス、あるいはエロスとタナトスという言葉に
ついつい文学的な見方をしそうになるけれど、
実は金泥の風合いと金箔の盛り上がり、垂らし込みに吹き付けという
左官屋さん顔負けの様々なマチエールが競い合う画面。
本当に目映く、そのオーラは圧巻でした。
最近は、あまりにあちこちの印刷物で見慣れてしまったため、
無意識にないがしろにし過ぎていたようです。
「クリムト様、今まで私が語ってきた数々の非礼をお許しください。」(笑)
クリムト展は撮影禁止のため、雪のベルベデーレ宮殿の庭を代わりに。
結城昌子
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2009/02/15

ウィーン美術史美術館を独り占め。

今年のヨーロッパはイギリスの大雪など、寒波の影響で大荒れの様相。
ウィーンも例外ではなく、初日から雪。翌日は猛吹雪でした。
晴れ女を自認する私もさすがに降参。
とはいえ、おかげで美術館はガラガラにすいていて
ベラスケスの部屋など私のほかには誰もいないまま。
ブリューゲルの部屋は数人という贅沢な空間と時間を堪能してきました。
美術史美術館はご存じの方も多いと思いますが、とても広く、
その上エントランスは吹き抜けで、天井の高い展示室。
なのに寒さ知らず。
暖房費を思うと、なんて贅沢なんでしょ。(笑)
この美術館のカフェはいつもはにぎわっていると聞いていたのに、
ご覧の通り。オフシーズンの旅もまんざら悪くはないものですね。
結城昌子
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