2011/12/01
軽井沢千住博美術館
そうそう、オープンしたばかりの千住博美術館を訪ねて
軽井沢にも行ってきました。
外壁がガラス張りで、中庭が美術館の中に点在し、
床は元々の地形に合わせてなだらかな傾斜が付いている一風変わった展示室。
お散歩気分で楽しめる美術館でした。
軽井沢の木立に包まれたウォーターホール(滝)。
鑑賞すると言うより、お気に入りの場所をみつけてくつろぐという感じ。
順路もなく外光もふんだんに入る。
時間や季節を変えて訪ねてみたい美術館でした。
写真は家庭画報の文化欄のために
カメラマンの村上圭一さんが撮ってくださったものです。
この欄の次回取材のために名古屋の愛知県美術館にも行ってきました。
ポロックの生誕100年を記念しての回顧展です。
いろんな意味でとても感動しました。
この話はまた今度書きますね。
結城昌子
コメント
連休を利用して、軽井沢千住博美術館に行ってきました。
結城さんがおっしゃるとおりに、壁でなく内部のパネルに作品が展示してあって、館の中は外光がふんだんに入り、外の木も眺められるようになっていました。
年の瀬も押し迫っているせいか、訪れる人もさほど多くなかったこともあり、ゆっくりとウオーターフォールの世界を満喫できました。
実際に見ると、白と黒の岩絵の具の質感が、タイトルの「滝」が作りだす空間そのものを表現しているように感じました。
春になったら、また行きたいと思います。
あらら、私のコメント誤字脱字が多くて恥ずかし〜。
削除の仕方が分からないので、どうかご容赦を。
メイプルさま
軽井沢に毎年っていいですね。
新幹線で行くと約1時間。近いんですよね。案外。
私も親しい友人がいるので時々行っています。
TURUYAに行くのが楽しみなんです。(笑)
メルシャン美術館は私もワークショップをしたりした
思い出のあるところだったのでとても残念です。
ショップも充実していて、ワインも飲めて・・・。
もったいないと思いますが、このご時世だから仕方ないのかな?
千住さんの美術館はユーキャンだから大丈夫かな?
少しずつ展示替えもするそうですよ。
従来の美術館だと壁に絵をかけるのが常だけど、
壁面が前面ガラスなので壁には一枚もかけず、すべて
内部空間に絵があるんです。
絵をかけてあるパネルが実は柱の変わりになっているそうです。おもしろいですよ。
M.Iさま
千住さんの美術館は外光がふんだんに入るので、
夕方には床に長い日差しが陰を落としていました。
あまりの明るさに、退色しないのかな? と
心配になるほどでした。
でも、千住さん本人は日本画の顔料は強いので
大丈夫って言っているそうです。
油絵の具もそうですが、岩絵の具ってすごいんですね。
ポーラ美術館はほんと質が高い高いが高い
コレクションですよね。こつこつ集めたのでしょうが、
びっくりです。
ただ、アクセスがちょっと大変。最初に行ったときは
標識を見落として、通り過ぎてしまいました。
軽井沢に千住博さんの美術館がオープンしたことは知っていましたが、結城さんの今回のブログを読み、美術館のHPを見てみました。所蔵作品はもちろん、結城さんも紹介されているとおり、建物も素敵ですね。
先日、千住博さんのお話を聞く機会がありました(結城さんのお話を聞いた「夕学五十講」です)。そのときおっしゃっていたのは、「(藝術とは)異質なもの同士がハーモニーを奏でたときに、本当に美しい調和が生み出される」ということでしたが、軽井沢の美術館も同様のコンセプトで作られていることでしょう。
軽井沢には少し前までは毎年行っていたのですが、このとこと足が遠のいていました。メルシャン軽井沢美術館が閉館していたのも最近知りました。良い企画展が多く、何度か行ったのですが、残念な気持ちがします。
脇田美術館やセゾン現代美術館はすでに冬期休館のようですが、千住博美術館は12/26から休館とのことなので、それまでにぜひ行こうと思っています。
この写真は外の様子かと思ったら館内なのですね。
外光がよく入ってますね。
行ってみたいです。
先日、ポーラ美術館に行きました。
結城さんのコメント通り、内容が充実してて
満足でした。