logo
  • blog
  • my books

2010/09/20

大塚国際美術館という空間

昨日19日、徳島の大塚国際美術館での
スケッチコンテスト表彰式に参加してきました。
いちおうわたくしが審査員(審査委員長?笑)ということで
館の方々に応援していただきながら、受賞作を決めています。
今年は、中学生高校生、一般の方々の作品に力作が多く
暑い日差しをあびて描き上げられた作品だと思うと
感慨深いものがありました。
みなさん、なにかのグループに属していらっしゃるのか
と思いきや、興味があってひとり黙々と描いて
いらっしゃる方が多いことを知って驚きました。
「この先、どういう絵の勉強をしたらよいでしょう」と質問されて
自分の若い頃のことを思い出していました。
「今回は対象が花でしたね。人間も描いてみてください」
とお答えしました。参考になればうれしいです。
それにしてもスケッチコンテストあり、
名画ナビツアーあり、浴衣で集まるイベントあり、
そして晩秋には「歌舞伎」公演もあり。。。
(システィーナ歌舞伎というのだそうです)
名画宇宙への親しみやすい入り口と豊かな奥行きを
つくりだすことにいっしょうけんめいな美術館。
10092001.jpg
映像として名画を見ていく楽しさも否定できませんが
絵画はもともと空間的存在であったことを
思い出させてくれる連休の一日でした。
結城昌子

comments (0)

コメント

お気軽にコメントください。

コメントは、以下の項目を入力し「コメントを送信」ボタンから送信お願いします。