logo
  • blog
  • my books

2021/04/06

ラジオ深夜便 美術館に行きませんか

一昨夜、ラジオ深夜便の生放送を終えました。
2ヶ月に一回というのんびりとしたスケジュールですが
楽しく続けさせてもらっています。

実はこの一年、新型コロナの感染予防のため、
ずっと電話で出演していました。

ラジオ深夜便は収録で4年、
生放送になってから4年目をむかえたので
そろそろ慣れてきてもいいのにな、と思いながらも
情けないことにマイクを前にすると
やっぱり緊張してしまいます。

一昨日は久しぶりのスタジオだったためか、
なおさらでした。

もし良かったらこちらで聴いていただければと思います。
今週いっぱいこちらで聴くことが出来ます。

深夜便ナイトガイド
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0324_07_343809
美術館へ行きませんか 4月4日<日曜日>午後11時05分〜

放送でお話しした鳥獣戯画についての内容では
伝わらなかった気がしています。
ここに追記しておきますね。

現在みることができる甲巻の唐突なおしまいは
どうも当初作り手が描いた終わり方では
なかったようです。
ホノルル美術館の<模本>を見てみると
大蛇が登場し、みんな逃げまどうように退散しています。
これが本来の姿だったようですね。

鳥獣戯画は、もちろん最初は
ひとつながりで描かれていたわけですが、
長い歴史の間に<錯巻>が起こり、
途中が失われたり、前後入れ替わってしまったり
したようです。

他に放送では「コンスタブル展」と「あやしい絵展」についても
お話ししました。
どちらもとても充実していて良かったですよ。

結城昌子

comments (2)

コメント

  1. 結城昌子 より:

    M.Iさま

    早速のコメントありがとうございます。
    私もコンスタブル、沢山見ることが出来て嬉しかったです。

    本当に美術展に足を運ぶのも気が引けてしまいますね。
    でも、いざ行ってみると案外人が多くてびっくりしたりします。
    と言っても予約しなくてもすぐ入れるのは嬉しいかもしれません。

    何時間も並んだ頃がもはや懐かしいです。笑

    結城昌子

  2. M.I より:

    鳥獣戯画はストーリーとしては断片的で流れの理解は難しいですが(笑)
    場面ごとの様子は楽しいですね。謎が多い不思議な作品ですが、この作品を見れて良かったと思わせます。

    コロナで展覧会から足が遠のいてましたが、久しぶりに三菱一号館にいきました。コンスタブルの作品は色んな展覧会でたまに拝見する感じでしたが、
    今回は、まとめて見ることができて満足でした。

お気軽にコメントください。

コメントは、以下の項目を入力し「コメントを送信」ボタンから送信お願いします。