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2014/10/26

フジタ、夢をみる手

先週末から始まった展覧会です。
東京、ポーラ銀座ビルの5周年記念企画として、
箱根のポーラ美術館所蔵のフジタ晩年の作品、
約40点が並んでいます。
POLA_FUJITA.jpg
チラシです。
フジタの子どもたちの作品は、
やっぱり近づいて見たいですよね。
面相筆の(思えばそれは日本の匠たちの工房で
私が幾度も目にした画具です)極細の線のが描き出す
どこか大人びた子どもたちの微妙な表情。
こじんまりとした空間だけにフジタの子どもたちが
より親密に感じられました。
なんと入場無料! 12月28日まで。夜も8時までOK。
仕事帰りに、ちらっと立ち寄れそうでしょ。
結城昌子

comments (8)

コメント

  1. 結城昌子 より:

    そうですか。案外すいているんですね。
    独り占め良かったですね。
    私は初日だったので、30人以上はいました。
    それでもゆっくり見ることができましたよ。

  2. M.I より:

    平日の夜間に行きましたが空いてました。私の他に数人見えましたが、一時は貸切状態になりました。ゆっくり拝見できました。

  3. 結城昌子 より:

    早速のご報告ありがとうございました。
    よく見るとけっこう皮肉っぽい感じのものもありましたね。
    「監視員」は私も笑いました。
    混んでいませんでしたか?

  4. M.I より:

    行ってきました。手も意識して見ましたが確かにスゴい。彼らの仕事への真剣さが感じられます。画家の気持ちが入ってる感じですね。
    でも、あの中の「監視員」は可笑しかったです。「億万長者」が裸なのは一種の風刺なのか、もっと別の意味があるのかチョット気になります。

  5. 結城昌子 より:

    メイプルさま
    無邪気で愛らしい子どもたちですが、あらためてじっくり見ると、結構怖い存在でもあると感じました。
    子どもの顔した大人? かも。
    感想、聞かせてくださいませ。

  6. メイプル より:

    情報、ありがとうございます。
    私もぜひ足を運んでみようと思います。
    フジタの描く子どもたちは、結城さんのおっしゃるように、どこか大人びていて、それでいて無邪気で愛らしい表情をしています。
    実生活で子どもに恵まれなかったフジタの子どもは、作品の中で生き続けているのかもしれませんね。

  7. 結城昌子 より:

    M.Iさま
    ほんと、お得感がある展覧会でした。
    ひょっとすると混雑するかも…なので、
    早めに行かれることをおすすめします。
    今回ゆっくり見て思ったことですが、
    子どもの表情は無表情に近いのに、
    様々な手の表情がその分を補ってあまりあるほど
    豊かで雄弁なことにあらためて驚きました。
    感想、聞かせてください。

  8. M.I より:

    おーっと、そうでしたか!5年前の開館時の展覧会にも行きましたが無料で(笑)名画が拝見できて大満足だったのを覚えています。
    今回も是非行きたいと思います。

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