2012/06/09
古代エジプトよみがえりのヒミツ
実は、ほんの1週間前まで、古代エジプトと格闘していました。
やっと『古代エジプトよみがえりのヒミツ』という絵本を校了できました。
小学館から6月28日に発売されます。
「人は死んだらどこいくの?」
という書き出しの絵本です。
ツタンカーメンや死者の書、ピラミッド、スフィンクス、壁画のいろいろをたどりながら古代エジプトの美しく神秘的な造形に触れてもらえれば嬉しいなと思って作りました。
とてもきれいな画像を調達できたので、嬉しくて、個人的には気に入っています。印刷もばっちり頑張ってもらったので、画集としても楽しめそうです。
よかったら書店でみつけてぱらぱらめくってやってください。
(今度も手書きの文字ばかりなので、ひとつひとつ書いてはスキャンしてインデザインに張り込んでいくという作業に時間がかかってしまいました。)
まだ、amazonにも表紙の画像は載っていませんが(というよりどこにもまだ載っていないかも)先にご覧に入れてしまいますね。
結城昌子
コメント
M.I さま
早速見てくれてありがとうございました。
ねっ、色がきれいですよね。
つくりながら私もキュビスムを連想しました。
ルソーがピカソに
「君の絵はエジプト的だ」と言ったこと、
あながち外れてはいなかったんですよね。
ルソーって意外に分かっていたのかも。
『古代エジプトよみがえりのヒミツ』を拝見しました。
思った以上にエジプトの絵とか文字は色彩豊ですね。
それと、絵は観る者にわかるように角度を変えて描いていたなんてスゴイ!セザンヌやキュビズムを連想しました。
心臓の重さで審判を下すというのも初めて知りました。この時代に既に死後に審判があるという考えがあった事が驚きです。
そして何より、本書でこういう内容を分かりやすく表現していることで、多くの子供たちがエジプト文明に興味をもってくれそうですね。