2011/01/13
大正イマジュリィの世界(年始め展覧会巡り3)
渋谷の松濤美術館の「大正イマジュリィの世界」展に行ってきました。
上の画像はその図録の表紙です。夢二の作品ですね。
今年から来年が大正百年のメモリアルイヤーだそうです。
ミュンヘンの「青騎士」もそうですが、ちょうど百年前ころは
モダンな意識がひろがった時代。絵柄が抽象化されていくプロセスが
手に取るように分かって、そのくすぐったい感じが面白いです。
大きな展覧会ではありませんが、竹久夢二、杉浦非水、小林かいち、
橋口五葉、高畠華宵、富本憲吉などのささやかなデザイニングに
興味のある方にはひきこまれる催しだと思います。
結城昌子
コメント
小林かいちは、一度見たいと思ってました。昨日、結城さんのブログで展覧会の事を知り、行ってきました。かいちの絵封筒や葉書に、しばし足を止めました。小室雪岱や清方も見れて良かったです。
その他、デュフィの本のタイトルにも「へぇ~!」でした。
私のような者でも十分楽しめました。
年明けから、いい展覧会を見せてもらいました。
ありがとうございます。