2010/11/22
「遊んでアーティスト」本が発売されます。
今、朝日小学生新聞の毎日曜日
「クレーの抽象絵画に挑戦!」というテーマで
子どもたちの楽しい抽象絵画を発表しています。
「感情を描いてみよう」という子どもたちへの呼びかけが
予想以上に伝わったことに驚いています。
新聞紙の上に、色鉛筆やクレヨン、水彩絵具などでかかれた作品を
一点一点見ていくと、小さな台紙に向かう子どもたちの姿や
その手もとが浮かんでくるようで、ドキドキします。
こんなやりとりを15年続けてきた「遊んでアーティスト」。
そのワークシートブックが朝日学生新聞社から発売(12月8日)
されることになりました。「遊んでアーティスト」1、2
なつかしい子どもたちの作品も一部紹介しています。
1巻目はレオナルド・ダ・ヴィンチとゴッホ
2巻目は広重、写楽、北斎 にそれぞれ挑戦しています。
子どもたちには、楽しみながら目と手がつながっていくことを、
またゴッホ展などでゴッホの作品に接し興味をもたれた大人の方、
シニアの方には、今まで以上に気軽に絵の細部を
鑑賞いただければ幸いです。
書店以外にも、朝日新聞の販売店ASAからも購入することができるようです。
どこかでご覧いただき、挑戦していただくなどして、作品を
当サイトにメール添付でお送りいただければうれしいです。
結城昌子
コメント
M.Iさま
見ていただけたんですね。嬉しいです。
ホント、見る力がないと
子どもたちはどこでやめたらいいかも分からなくなって、
ついにはせっかくのいい絵が濁ってしまう・・・。
そんな光景を幾度も見てきました。
それにしても小学生の作品はなかなか楽しいでしょ。
子どもたちの絵にいつも励まされている私です。
大人の方でも実際に挑戦してみると、
名画の意外なすごさが実感できますよ。
私は見る方ばかりでしたが「目は手を育て、手は目を育てる」って言葉は、すごく気になります。
手を動かして目を育てていくと、今までと違う名画との付き合いが出来るかもしれないですね。
他人様に見せられる出来ではないにしろ、台紙に描いてから美術館に出掛けてもいいかなぁと思いました。