logo
  • blog
  • my books

2010/11/03

ゴッホ「風がはこんだ色彩」

ゴッホ展が東京乃木坂の国立新美術館で開かれています。
楽しみにしていたのに、まだ見に行けないでいます。
早く行かなくちゃ。
見ておきたい展覧会。2ヶ月あるからだいじょうぶ。
「そのうちに」なんて思っていると、あっという間に
会期は終わり。。(涙)。。こんなことよくあります。
皆さんはもう行かれましたか?
感想はどうでしょう?
「アルルの寝室」が復元されているそうですよね。
そういえば(この展覧会に合わせた訳でもないのでしょうが)
「ゴッホ 風がはこんだ色彩」(西村書店)という本の監訳
のようなお仕事をさせていただき、先頃出版されました。
イタリアの二人のアーティストの文と絵によるものです。
nishimura_gogh.jpg
ゴッホの心の動きを「風」とのやりとりで表した、大判の絵本です。
このシリーズには、シャガールやクリムトもあり、
それぞれが独特の表現スタイルで各画家に迫っています。
どこかでご覧になっていただければうれしいです。
結城昌子

comments (4)

コメント

  1. 結城昌子 より:

    メイプルさま
    いつも素敵なコメントありがとうございます。
    私も駆け込みでゴッホ展見てきました。
    59万人も訪れたと聞いてびっくりです。
    さすがゴッホです。
    サン・レミの療養院の風景はよかったですね。もちろんアイリスも。
    まるで昨日できあがったかのような艶やかな色彩にうっとりでした。
    私もひとつだけならアイリスです。
    ゴッホは黄色の力を知っているけど、青の力も同じように知っているんだと感動しました。
    青と黄色が引き立て合ってまぶしいくらい輝いていましたね。

  2. メイプル より:

    遅ればせながら、「マティスの絵本」と「ゴッホ 風がはこんだ色彩」をネットで購入しまし、読ませていただきました。
    マティスホテルに泊まるなら…私は2号室がいいです。“心がし~んと いい感じ”になるに違いありません。
    “よくみて、フィんセント。太陽の光の海だよ!”と風にはげまされ絵を描いたゴッホの心の内はどうだったのだろうか…と思いながら、昨日(15日)国立新美術館に行ってきました。
    -こうして私はゴッホになった- というサブタイトルにあるように、「第Ⅰ章」から「第Ⅵ章」まで、順を追っていくと、ゴッホがいかに“ゴッホらしく”なっていくかがよくわかる展示となっていますね。
    印象的だったのは、ニューネン時代の素描の正確さ。また、圧倒的な存在感のある「灰色のフェルト帽の自画像」、モデルのいない肖像画とも言える「ゴーギャンの椅子」、それに「アイリス」など…。
    ひとつだけ、ということになれば、「アイリス」でしょうか。当初の紫がやや色褪せてむしろ青色に近くなったとは言うものの、バックの黄色との色のバランスが素晴らしい作品だと思いました。
    …サン・レミの療養院に入院していても、やはり最後までゴッホはゴッホであり続けたのでしょうね。

  3. 結城昌子 より:

    M.Iさん
    私は今度のゴッホ展、なにやらおもしろそうだな・・・と思っていましたが、「こうして私はゴッホになった」って、興味深い切り口ですよね。
    展覧会も単に絵を並べるだけではなく、見せ方や構成が進化している気がします。
    ゴッホの自画像、部屋に飾ると見つめられているって感じ、やはり迫力があるんですね。きっと。
    「風がはこんだ色彩」もう見ていただけたなんて嬉しいです。
    この本の原本はイタリアですが、世界中のゴッホファンが、画家の心の叫びを、残された絵から読み取ろうとしているのが伝わってきました。
    名画は世界共通の言葉なのだと改めて思いました。

  4. M.I より:

    ゴッホ展、行きました。
    「こうして私はゴッホになった」
    この副題は本展の内容をよく表現してると思います。
    アルルの寝室の再現は絵の印象より結構狭い感じでした。
    持って帰りたい作品。「ゴーギャンの椅子」なんかは、蝋燭が意味ありげで惹かれました。「灰色のフェルト帽の自画像」もよかった。でも部屋に飾るといつも見つめられてしまいますね…(笑)
    ゴッホ「風がはこんだ色彩」拝見しました。この本を見てから乃木坂に行くとゴッホの生涯が、より実感できますね。

お気軽にコメントください。

コメントは、以下の項目を入力し「コメントを送信」ボタンから送信お願いします。