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2010/03/01

アンケートの途中ですが。

先日カラヴァッジョの映画を見ました。
私は画家をテーマにした映画を今まで何度か見ましたが、どれも思わせぶりでどうも苦手だったのですが、今回の「カラバッジョ」は良かったです。
なんと主演の俳優がカラヴァッジョにうりふたつ。
(会ったことないけど。笑)
映像も、ことさら光と陰を美化したりもせずに当時の臨場感があって好きでした。
見終えた後には、殺人の罪から逃れるために画家と一緒にイタリアじゅうを逃げ回った気分になっていました。
以前プラド美術館の企画展で結構大規模なカラヴァッジョ展を見たり、ウフィツィやベルリンの美術館でも見てきましたが、正直私には少し濃すぎてひき気味でした。
帰宅後、画集をめくりながらあらためてカラヴァッジョの世界に見惚れました。
カラヴァッジョファンの方にはお勧めです。
結城昌子

comments (4)

コメント

  1. M.I より:

    おもしろかったですね。カラヴァッジョ。
    この映画は絵画ファンには、お薦めですよね。
    タイムマシンがあったら、あの時代に行ってみたいと思わせる映画でした。
    「東京ソナタ」のHP、チェックしました。なんだかドキドキする内容のようですね。
    「ぽっぽや」については「健さんが雪の中に立ってるだけで映画になる」と誰かが言ってましたが、確かにそんな映画でした。

  2. 結城昌子 より:

    M.Iさま
    カラヴァッジョご覧になったんですね。
    ねっ。なかなか良かったでしょ。
    そういえばすごくテンポの速い展開でしたね。
    私はシチリアのシーンで登場した昔の邸宅にも行ったことがあって「あっ、ここ、知ってる」って感じでした。
    イタリアって、今もカラバッジョの頃の風景が至る所に残っているんですね。
    場面の細部にバロックな雰囲気が充ち満ちていて、妙に新鮮でした。
    それにしても「ぽっぽや」の次が「カラヴァッジョ」とは? 
    私の「カラヴァッジョ」の前は「東京ソナタ」でした。これもある意味「光と闇」の映画でした。

  3. M.I より:

    カラヴァッジョ、見てきました。
    映画館なんて久しぶりでした。何せ前回、見に行ったのは「ぽっぽや」でしたから…(笑)
    カラヴァジョの映画は、あっという間に見終わった感じです。それだけ引き込まれてました。そして画家の作品を意識した?室内シーンの光と陰は、もう一つの主役だったのでしょう。印象に残りました。しかし、自然な感じで良かったです。

  4. M.I より:

    カラヴァッジョの映画、おもしろそうですね。彼の生涯自体がドラマチックでバロック的な感じがします。今度、銀座に見に行ってみたいと思います。
    さて、ピカソ。彼の作品の前から動けない事もありました。
    一点ぐらい選ばれてもよさそうですね。しかし、かく言う私も選んでないので…
    彼の作品からは不思議な波動が出てて、見る者の心に「自分の作品は普通のアートではない。もっと次元が違う別のモノなんだ」っていう思いを強く伝えてるのかも。だから、私も無意識のうちに彼の作品を選ばなかったのかもしれません(笑)

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