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2009/12/13

日曜美術館、アンコール放送の件

本日放送予定だった「日曜美術館 クリムト」が、先日逝去された
平山郁夫さんの再放送に変更になった事を今しがた知った次第です。
見てみようと思っていてくださったみなさん、申し訳ありません。
残念ですが仕方ありませんね。
と、ここまで書いて、NHKの今後の放送予定を確認したところ
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/index.html
12月20日朝と27日夜の放映に変わっています。
おそらく変更後の正確な情報だと思います。
よろしくお願いいたします。
artand管理人 may

comments (8)

コメント

  1. M.I より:

    今年は目立ったところだと、
    ルーブル美術館展、皇室の名宝展、
    THEハプスブルグ展等に行きましたが、
    来年も見逃せない美術展が多いのですね。
    来年も人混みにめげず(笑)、
    名画に会いに行きたいと思います

  2. メイプル より:

    ルノワールについての講演会へのお誘い、ありがとうございます。
    私は通常の住まいは埼玉で、時折栃木にも滞在するという生活パターンですので、美術館に行くときは都内です。
    3月6日はぜひお話をお聞きしたいと思います。今から楽しみにしています。

  3. 結城昌子 より:

    M.Iさま
    ルノワールの講演会。3月6日の予定です。
    もしお時間があればお立ち寄りください。
    来年は、他にもマネ展やオルセー展やゴッホ展やボストン美術館展などが続々と東京にやってくるので、印象派三昧の年になりそうです。
    海外に行かずとも、居ながらにして世界の名画が見られる日本ってすごい国ですよね。
    メイプルさま
    もしかして東京にお住まいではないかもしれないのに勝手なお誘い失礼しました。
    ルノワールの講演は大阪国際美術館でもすることになっています。5月に。
    もし、お近くでしたら、そしてお時間が許すのであればお立ち寄りください。
    先にも書いたように日本は世界から美術展が続々とやってくるすごい国なので、ウィーンまで行かなくてもクリムトもそのうち来るかもしれません。もちろんシーレも。
    それにしても、美術展ブームとは言えこの前の東京国立博物館での阿修羅展に確か96万人(だったと思います)が押しかけたと聞いたときは驚きました。ヨーロッパの結構な街ひとつが東博に移動して来たようなものですから。

  4. M.I より:

    なるほど。
    新しい時代の到来を感じたために、
    金の塗りつぶしをしたという読みですね。
    納得です。
    ただ、一度完成したものに手を加えたという
    先入観があるせいか、何か違和感を感じて
    しまいます。
    国立新美の講演会、楽しみにしてます。

  5. 結城昌子 より:

    M.Iさま
    コメントありがとうございました。
    私も個人的には晩年の、金がなくなる画面が
    気になっています。
    もしかしたら、
    もう王侯貴族や神様や宿命の女…などはなくなって、
    庶民が主役の新しい時代が来ることを
    感じていたのかもしれないな。
    なんて思ったりします。
    深読みの深読みかな?

  6. M.I より:

    日曜美術館、拝見しました
    番組の中で、結城さんのコメントは世紀末のクリムトの思いを充分伝えてくれる内容だったと思います
    結城さんが、深読みの深読みと言われてましたが彼の絵は、なんだか、どうしてもそうしてしまいたくなりますね
    神無き時代、性や死、退廃を描きつつも彼は神から様々な要素を、程良く享受したのだと感じました
    「宿命の女」も例外ではなかったのかもしれないですね
    そうでなけばクリムトは、あそこまでの作品を作れなかったのではなかったのかと感じます
    晩年、金を使った部分を塗りつぶした彼の気持ちは、わかりませんが私もいつの日か、輝くあの作品たちのマチエールを見て見てみたいです

  7. 結城昌子 より:

    メイプルさま
    コメントありがとうございました。
    私も再放送を2回目なので安心して(笑)見ました。
    話しと映像がぴったりでしたね。さすがNHK。(笑)
    来年は国立新美術館でルノワールについての講演を
    することになりました。
    もし、お時間があればお越しいただければと思います。
    詳しい日時は追ってこのブログに掲載します。

  8. メイプル より:

     今日の日曜美術館、拝見しました。
    前回結城さんのコメントを聞き逃した箇所もあったので、今回は録画もしました。
     見直してみて、結城さんの出演された番組が年末のアンコール特集に選ばれたのもわかるような気がします。それほど、クリムトの描く作品も、結城さんの解説も魅力的でした。
     
     画家と同時に工芸職人の面を併せ持ち、日本美術やデザインに影響されているのではないか、という趣旨のお話を結城さんはされていましたが、そのとおりだと思いました。
     また、ファム・ファタル(宿命の女)ということを結城さんはおっしゃっていましたが、そういう観点でクリムトの描く女性をあらためて見ると、いっそう作品に興味がわいてきました。
     私はまだウイーンに行ったことがないので、機会があればぜひクリムトの作品を近くで、そのディテールまでゆっくりと見てみたいと思った次第です。

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