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2009/02/24

プロト・ルネサンスの旅

書き忘れましたが、
フィレンツエ、シエナ、アッシジをまわった今回の旅のもようは、
JCB GOLDカードの会員誌「THE GOLD」5月号に掲載の予定です。
ご覧いただければ幸いです。
写真はフィレンツェ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の
ブルネレスキのクーポラとのツーショットです。(笑)
結城昌子
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2009/02/20

『原寸美術館37v版』とバカリズム

名画を(37インチのモニターで見ると)原寸体験できるという
マニアックな(?)番組を、1年がかりで18作品収録してきました。
この春から第3クールに入ることになりました。
当初コチコチに緊張していた私も、さすがに少し慣れてきて
楽しんで収録に臨めるようになりました。
私とふたりで番組を進行しているバカリズム升野さんが
先日、R-1グランプリ決勝に出場しているのを偶然テレビで見ました。
残念ながら優勝は逃しましたが、思わず声を上げて笑いました。
今や私がわざわざコメントする必要もありませんが
そのシュールで知的なネタは、
語りのなめらかさもあって群をぬいていると思いました。
升野さん、お疲れさまでした。
これからも一ファンとして応援していますよ。
結城昌子

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2009/02/20

ジブリ美術館でのアートプログラム

先日行ったアートプログラム「名画は友だち」の報告です。
地域の小学4年生18名が集まって2日間、計36名が参加しました。
今回は、ジブリ美術館で開催中の『小さなルーヴル美術館」
での鑑賞を目的にしてみました。
流れを簡単にご報告しますね。
まず、大きな地球儀で日本とフランスを探すところからスタート。
あらかじめ用意したナビカードを使って
4組のグループに分かれて宝探しゲームのはじまりです。
これは絵をよく見るということのきっかけ作りです。
「早くみつけたからって勝つのでも偉いのでもない。
よく見て探すことが大切だよ」
答え合わせをしながら展示された作品の中から、
それぞれのお気に入りをみつけて、みんなにその理由を披露。
簡単な解説を子どもたちとの対話形式で行いました。
「いい絵は友だちのようなもの。気が合う絵とは長くつきあって、
だんだんと背景を知っていこう」
その後、みんなポストマンになろう。と呼びかけ、
選び出したお気に入りの絵について手紙を書きました。
「好きな絵のことを誰かに伝えよう」宛先は自分自身。
数日後、手紙はジブリ美術館のスタッフの手により
特製絵はがきとなって、各自の家に郵送されます。
こんな流れで1時間半のプログラムを作りました。
複製による展示なので、近づいたり触れたりして
走り回りながら夢中で絵の隅々まで見入っている
子どもたちの表情が心に残りました。
好きな絵の傾向としては、晴れやかな風景画の人気が高く、
平和やエコロジーなど時代の空気が反映されていると感じました。
ジブリ美術館のスタッフのみなさん、お疲れさまでした。
楽しいひとときをありがとうございました。
結城昌子
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2009/02/15

シエナで2日ほどダウン。

ウィーンからフィレンツェを経てシエナに。
ホテルの入り口でスーツケースを持ち上げた途端、あれれっ。
寒さと少々の疲れ? 腰が痛み出し、はじめての腰痛体験。
部屋に入った途端、ベッドにしがみつく始末。
「このまま久しぶりのカンポ広場も見ないで帰ることになるの?」
と思いきや同行スタッフが中山式腰痛ベルトを持参していたので
助かりました。
日頃の運動不足を思い知った2週間でした。反省。
写真はこれまた人けのないカンポ広場。
結城昌子
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2009/02/15

クリムトの「接吻」はすごかった。

雪のベルベデーレ宮殿でクリムトの企画展と遭遇。
「接吻」は前にも見ていたはずなのにそのマチエールには仰天しました。
デカダンス、あるいはエロスとタナトスという言葉に
ついつい文学的な見方をしそうになるけれど、
実は金泥の風合いと金箔の盛り上がり、垂らし込みに吹き付けという
左官屋さん顔負けの様々なマチエールが競い合う画面。
本当に目映く、そのオーラは圧巻でした。
最近は、あまりにあちこちの印刷物で見慣れてしまったため、
無意識にないがしろにし過ぎていたようです。
「クリムト様、今まで私が語ってきた数々の非礼をお許しください。」(笑)
クリムト展は撮影禁止のため、雪のベルベデーレ宮殿の庭を代わりに。
結城昌子
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